フリーランス女性の為のITコンサルタント笹野健

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ユニクロ+Jのメルカリ転売対策は成功するか?【コラム】

今日3/19はユニクロとジルサンダーがコラボした+Jの春夏コレクションの発売日だが。

www.uniqlo.com

昨日、これに合わせたかのように、メルカリと協力して転売対策に力を入れますよ、という趣旨のリリースが発表された。よく読んでみると、これでは転売は防げないだろうなと思った。

news.yahoo.co.jp

 

「今回の協定では、ファーストリテイリングとメルカリが商品情報や発売情報を事前に共有し、特定の新商品発売前後の注意喚起や権利侵害品対策などで連携。両社顧客の混乱を回避し、安全・安心に取引ができる環境の構築を目指す。」

 

と書いてあるが、どこにも「転売を禁止する」とは書いていない。あくまで「注意喚起」だけ。自粛を「要請」している、どこかの国の政府とやっていることは同じだ。

 

メルカリのビジネスモデルを簡単に説明すると、商品の流通プラットホームを作り、そこで売買が成立した際の「手数料」を収益の柱としている。ということは、出来るだけ高額で、出来るだけ多くの取引があればあるほど儲かる。その点では、転売ヤーと利害は一致する。

 

ユニクロは充分に利益が出る価格設定をしており、商品が「完売」すれば、それで事足りる。もちろん人気のある商品はたくさん作った方がもっと儲かるが、+Jを始めとした有名デザイナーとのコラボ商品は、希少性がある方がブランド価値が高まるので、需要に対して供給量を抑えているし、追加生産も滅多にしない。

 

そうなると当然、いち早く入手し、転売しようとする「輩」が出てくる。前回の秋冬商品の発売時に大混乱に陥り、相当なクレームが入ったのだろう。買えない人も多く、メルカリにも多数出品されていた。それで「ようやく」対策してますよ、というアピールに出たのだと思うが。冒頭に書いたように、これでは根本的な解決にならない。

 

以前から問題がある興行チケット、コロナで話題になったマスクや消毒液、そしてユニクロの人気コラボ商品。転売の「餌食」になるものは後を絶たないが、本気で根絶しようと思うのなら「定価より高く売るのは全部アウト」にするしかない。

 

例えば、5,000円のLIVEチケットなら、1円でも高く売るのはアウト。ユニクロの+Jの9,900円のジャケットが1円でも高く出品されたら、警察に個人情報を通報&即アカウント停止&二度と出品できない。そのくらいしないと、もはや歯止めが効かない気がする。

 

転売ヤーはなぜ転売するかというと、定価で仕入れた物が、それ以上の価格で売れるので、その「差額」が発生するから。ということは、その差額が発生しないような仕組みにすれば、転売ヤーはいなくなる。どれだけ頑張って仕入れても「旨味」が無いからだ。

 

昔あれだけいた「ダフ屋」が消え去ったのだから、転売ヤーも消そうと思えば消せる。それをしないのは、メルカリのビジネスモデルと転売ヤーの「相性」が極めて良いからだと思う。

 

これを書いている10時過ぎの段階では、ユニクロのサイトを見る限り、余裕で+Jの商品を購入できる。アクセスが殺到しても大丈夫なように、サーバーを増強したり、商品も豊富に揃えているのだろう。

 

が、それと転売されるかどうかはまた別の話。その後どうなったか。メルカリのアカウントを持っている人は、今日の夜にでも見てみてほしい。その段階で今回の転売対策が成功したかどうかが、ある程度は判断できると思う。

blog.kensasano.tokyo