「Google analyticsを入れているものの、どう使えば良いのかいまいち分かりません」という相談を受けることがあります。
最もスタンダードな使い方でいえば、ユーザー数やページビューですが、そこからもう一歩踏み込んでみましょう。
例えば、私は「地域」に注目しています。こんな風に視覚的に見ることも可能ですが。
数字で見た方がより詳しいデータが出てきます。直近一週間のユーザー数で見ると以下のような順位になりました。
1位:東京
2位:大阪
3位:神奈川
これが「ページの閲覧数」になると、大幅に変わります。
1位:群馬
2位:青森
3位:福岡
つまり、私のブログを見に来ている人数は大都市圏の人が多いのですが、どっぷりと「ハマって」しまい、何十ページも読んでいる人が、群馬、青森、福岡にいたということです。群馬に至っては、一人で「47ページ」も読んでいました。こういう人がいるなら、群馬に関する記事を書いてみると、反応がある可能性が高いです。
もう一つの指標としては時間帯が挙げられます。これは色別にユーザー数が見れるので、分かりやすいと思います。
ユーザーが訪れる時間帯が分かれば、何時頃に記事を更新すれば、より見られやすいかという「対策」が立てれます。こんな風にデータを活用すると、ホームページやブログ、その他のSNSもやり方が随分と変わってきます。
日本は「IT後進国」なので、こんなことをやっている企業はまだまだ少ないです。大手はほとんどがお金をかけてやっていますが、それでもあまりうまくいっていません。中小企業なら尚更です。
やるなら早いに越したことはありません。ライバル企業がまだ気付いていないうちにやってしまえば、あっという間にWEB集客で優位に立てます。地味な作業ですが、こういうことを知っているか知らないかで、売上や業界順位に大きな差がつくのです。