自分に自信のない人ほど、資格を取りたがる傾向にあります。しかも、よく分からない資格です。
半日や1日で取れて、すぐに証明書を発行してもらえるような資格です。そんなもの、ただの「紙切れ」にしか過ぎません。実態がよく掴めない「〇〇協会」が勝手に発行しているだけで、それを取ったからといって仕事に繋がる訳ではありません。
ひどいところになると「集客は勝手にやってください」と開き直っている場合もあります。資格の取得までは親切なのに、取ったらもう放ったらかしなのです。
タチの悪いことに、自信のない人ほど、そういう資格を「複数」持っています。AがダメならBを。Bも取ったけどCも欲しいというように、いつも資格の取得に躍起になっていますが、それで仕事が増えることはありません。時間だけが取られ、貯金が減っただけです。
ブログのプロフィール欄にそういう資格をずらっと並べて書いているのは、自信のない人です。一つでは食べていけないので、いくつも書いているのです。それを読んで「凄い」と思う人はいません。「かわいそうに」というのが、正直な感想です。
あなたが、たった半日や1日で取れるということは、他の人も同じように簡単に取れるということです。それだけ同じ資格を持っている人が多いということです。そこに価値がないということに、まずは気付きましょう。
それと、いくら資格を取っても、その資格を使った仕事に需要があるかを先に調べることです。それをせずにノリや勢いだけで取りに走るから、時間とお金を無駄にするのです。
資格に関しては、過去にも何本も書きました。同じようなことを何度も言わせないでください。いいかげん、学んでください。
と言っても、資格を取りに行く人はなかなか減りません。コロナで逆に増えています。もはや資格とは「麻薬」のようなものだなと思います。自信のない人を吸い寄せて離さない「魔の魅力」があるのでしょう。最初から手を出さないに越したことはありません。
ついでに、この記事も読んでおいてください。これが「世の真実」です。