拝啓 メロンミルク様。梅雨の候、いかがお過ごしでしょうか。
貴方様の存在を知ってからというものの、会いたくて会いたくて仕方ありませんでした。あれは確かGWの頃。貴方を求めて、近所にある店舗はもちろん、出かけた先の店舗まで探し回りました。が、結局、お会いすることは叶いませんでした。
妥協して他社の商品を購入したことをお許しください。あの時はもうこちらも必死だったのです。末尾に小さく「再販を」と書きました。切なる願いでした。それがまさか叶うとは。神様っているんだなと思いました。
情報を得たのは一昨日。もう夜だったので、翌日の昼に行ってみました。ありました。否、正確に言うと、貴方はそこにデンと「おられました」と表現するのが正しいのかもしれません。
迷うことなく二本買いました。飲んでみて美味しくて、もう一本欲しくなり、また探し求めるのが嫌だからです。こんなこと珍しいです。同じ商品を二本買いなんて、ビールくらいです。「ビールならするんかい」とか言わないのは、貴方様の懐の深さだと思います。
家に帰ってきて一口飲んでみました。メロンでした。飲み物でありながら、メロンの果肉が豊富に入っていることにより、もはや飲み物を超えています。「オーバー・ザ・ドリンク」とでも呼びましょうか。あ、いいですか、それは。既に「メロンミルク」という商品名があるんだということをすっかり失念しておりました。
貴方様はきっとすぐにまた我々の前から姿を消すのでしょう。人気がありすぎて「取り合い」になってますもんね。Twitterを観察していると、それも時間の問題かと思います。そういう意味でも、二本も買えたことは幸せだなと思います。
次にお会いできるのはいつになるでしょう。メロンの確保が出来た頃でしょうか。その時にまた知らせてください。次は四本買います。あ、そんなことしたら、買えなかった人に怒られますね。だから二本にしておきます。
梅雨はしばらく続きますが、どうぞお元気で。またお会いしましょう。 敬具