著名な自己啓発本や運気の本には必ずと言っていいほど「ポジティブな思考を持ち続ければ、それが実現する」と書いてありますが、それをそのままやっても、実現しないことの方が圧倒的に多いです。
勉強熱心なあなたなら、一度ならず何度も試したことがあると思います。ポジティブな思考をどれだけ持っても、ポジティブな現実は引き寄せられなかったと思います。なぜそんなことになるのかという「答え」がこの本に書いてありました。
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要約すると、いくらポジティブな思考を持っても、人間の心の奥底にはネガティブな想念が溢れているので、それに打ち消されてしまうということ。人間の心は「双極的な性質」を持っているので、無理にポジティブな考え方を持とうとすると、同時にネガティブな考えが生まれしまうということ。そんな内容です。
さらに読み進めていくと、いかにネガティブな想念を浄化し、物事の解釈を良くしていくかということが書かれてあります。それが出来れば、この世には良いことや悪いことなんて無くなり、全てを受け入れるようになるとのこと。
これをスピリチュアル系の人間ではなく、東大の原子力工学博士という「バリバリの理系」の人が書いているというのが面白いなと思いました。
お手軽な「引き寄せの法則」の本を何十冊読んでも、同じようなことしか書かれてありません。現実も変わりません。たまにはこういう「重厚」な本も読んでおきましょう。
そうすることにより、あなたの周りにいる、口先だけで何も変わってないその他大勢の人からは、圧倒的な差がつけれます。