「オリンピックが近づいてきたから、東京はさぞ盛り上がっているんでしょ?」とか「東京の今はどんな様子ですか?」と聞かれることが多いので、現実をありのままに書くと「全く盛り上がっていないし、誰もオリンピックなんて気にしていない」ということ。
そもそも競技場が近くに無い。ほとんどが海岸部にあるので都心部からは遠く、オリンピック関連の施設や車両、スタッフを見かけることもない。新国立競技場や代々木体育館はまぁまぁ近いが、普段から頻繁に行く場所ではないので、こちらもいまいちピンとこない。
近くに住んでいる人は交通規制が既に始まっているので、あれこれ影響があると思うが、それ以外の人には何の関係もない。
多くの人の本音は「本当にやるの?」だと思う。日を追うごとに感染者数が増えてきて、まん延防止法も延長される様子。もしかすると、緊急事態宣言がまた出されたり、酒類の提供が禁止されるかもしれない。そんな状況でよくやるよなと思う。
いざ始まったらテレビで見る人は多いと思うが、日常的にオリンピックを感じる機会は滅多にない。多少、街中に外国人が増えたなと思うかもしれないが、近所に各国の大使館が山のようにあるので、特に違和感もない。
ということで、東京都民のほとんどは、オリンピックに関心がなく、ごく普通に生活しているというのが現状。メディアでは盛り上がってる「風」を装うかもしれないが、実態はこんなもんです。