地方の人は信じられないかもしれないが、令和3年の「現実」としてお伝えしておく。証拠写真がこちら。
通常料金と書いてあるが、どう考えても「異常」だと思う。が、銀座ではこれが通用してしまう。
クラブやラウンジがひしめくメイン通りなので、昼間は業者の車がひっきりなしに通る。当然、ここに駐車して、酒やおしぼりを搬入したり、その他諸々の用事を済ませる人も多い。つまり、この値段でも利用者がそれなりにいるということなのだ。
よく考えてみてほしい。10分500円だ。ワンコインあればランチが食べれる時代。銀座では車を10分しか停めれない。20分経つともう1000円になる。1000円あれば、銀座でもランチが食べれる。が、車は20分しか停めれない。これではせわしない。
あれこれ商談が長引き、一時間停めたとしよう。そうすると駐車料金はもう3000円に達する。3000円ですよ、奥さん。それだけあれば、ランチしてお茶飲んで本買ってもお釣りきますよ、あなた。
2018年に徳島に行った時、空港の近くの屋外駐車場に「一日400円」と書いてあった。安いなと思った。銀座では10分も停めれない。恐ろしい街だということが、これだけでもよく分かる。