現代ではむしろ男の方が、その気持ちが強いかもしれない。という可能性を考慮に入れておかないと、結婚するしないで揉めることになります。
一流企業の会社員になっても、いつどうなるか分かりません。以前のように給料も上がらず、ボーナスが満額もらえるとか、退職金で何千万円もらえるとか、過去の話に聞こえます。見通しが不安定です。そんな中で結婚を決意するのは並大抵のことではありません。
時代や環境が変わっているのに「嫁と子供を養うのが男の甲斐性だ」とか思い込んでいる女性が多いです。いつの時代の価値観なんだと思いますが、そういうことを平気で言うから、男が結婚を躊躇するのです。
本気で結婚したいなら、男の収入に頼り切るのではなく、二人で一緒に稼いで「合計金額でやりくりしていこう」と提案するべきです。もちろん、出産の前後は仕事が出来なくなるので、その期間は省いて、という注釈つきです。
一生、家族を養っていけるほどの給料をもらっている男は、ものすごく少ないです。自力で稼ぎ出せる人もごく少数です。それに加え、男はものすごく弱い生き物なので、不安で不安で仕方ありません。
もうこれ以上プレッシャーをかけてはいけません。そんな「追い込む」ようなことをすると、逃げたくなるのは、動物としての本能です。