SNS・ブログ集客の指導歴13年のITコンサルタント笹野健

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「子供を大自然の中で育てたい」というのは親のエゴ【コラム】

コロナ移住の本を読んでいると必ずといっていいほど出てくるのがこのフレーズ。都会のコンクリートジャングルや狭い公園で遊ばせるよりも、大自然を感じさせたいという、いかにも「良い両親」という感じで書かれているが、これに異論を唱えたい。子供の立場として。

 

確かに大自然は素晴らしい。それについては反論しない。が、たまにで良い。ずっとそこにいなくても、月に数回とか、夏休みや冬休みに自然を感じに行く程度の頻度で充分。普段は便利で楽しい都会にいたい。そう思う子供も多いと思う。

 

その証拠に、大自然の残る田舎で育った若者ほど都会に出て行きたがる。そこが「退屈」だからだ。都会の方が圧倒的に楽しくて刺激的だし、色んな人に出会える。狭い価値観の人間しか残っていない田舎にはうんざりしている人も多い。

 

虫が好きな子供はたくさんいるが、嫌いな子供もたくさんいる。外で遊ぶのが好きな子供もいれば、家の中で静かに本を読んだりお絵描きをしたい子供もいる。子供は自然の中で元気に走り回るものというのは、大人の固定観念に過ぎず、それを強要するのはどうかと思う。

 

子供には自分がどこで生まれてどこで育つかを選ぶ権利が無い。全て親が決めた場所であり環境で、それに従うしかない。その地が合う人もいれば合わない人もいる。ということを親はどこまで考えているのだろう?と、いつも思う。

 

私が生まれたのは電車もバスも無いようなド田舎だが、そこは母親の実家であり「里帰り出産」によるもの。育ちは都会のコンクリートジャングルだった。普段は都会にいて、まとまった休みの度に祖父母の家に泊まりに行く。その「バランス」が良かった気がする。

 

海のすぐ近くだったので、今でも海が大好きだし、三重県人の穏やかな気質も自分には合っていると思う。が、そこに住みたいとは思わない。土地は安いが不便だし、そもそも楽しくない。

 

育った場所は便利な場所だったが、その土地の人間との「気質」がまるで合わない。我慢に我慢を重ねたが、やはり限界が来たので東京に引っ越した。それからずっと東京にいるが、ここが自分には一番合っている。

 

大好きなヤクルトスワローズの本拠地まですぐ行けるし、美術館も寄席も飲食店も本屋もたくさんある。緑も多くて電車もバスも安くて便利。必要以上に他人が話しかけてこないし、詮索されることもない。

 

大自然の中で育てられたら、全く違う人生だったかもしれないが、一つだけ言えるのは、都会で育って本当に良かったということ。田舎に住んでいる人の何倍もの体験を小さい頃から出来た。そういう面では親には感謝している。

 

自然に触れるのは子供の頃だけでなくて良い。触れたければ、いつでも触れられるし、ましてや他人に強要されるものではない。そういう風に思っている子供もいるということを、親は理解しておいた方が良い。

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