そこが「ゴール」だと思っているのかもしれませんが、それだけではまだ始まってもいません。ようやく「スタートラインに立った」に過ぎません。そういう意識が大事です。
先日も、雑貨店をやっている方からSNSの活用法についてアドバイスを求められました。現在はどういう取り組みをやっているのですか?と聞くと、ドヤ顔で「インスタグラムのアカウントは作ってます!」と言われました。
実際に見てみると、ほとんど投稿はしていません。必要な情報も足りていません。それではお客様はそのお店を見つけることは出来ないし、集客も出来ません。ということが、この店主は分かっていないのです。
別の日に、カウンセラーをやっている方からSNSを使って集客したいと相談されました。この人もインスタグラムのアカウントは持っています。よく分からない写真に「奇妙なポエム」が添えられていました。これでは人は寄ってこないだろうと思いました。
こういう人が、とにかく多いのです。インスタグラムが流行っているから、とりあえずアカウントだけ作っておけば大丈夫だろうと思い、そこまでやるのですが、そこで止まってしまっています。
インスタグラムに限らず、SNSというのはツール(道具)に過ぎません。それを使ったからといって、何かが劇的に変わることはありません。道具をどう使い、誰に向けて、何を発信するのか。そこを考えるのが「戦略」です。
戦略無くして、成功はありません。それはお店でも個人でも政府や自治体のコロナ対策でも同じです。その戦略を一緒になって考えるのが、私の仕事です。