コロナで顕著になったのは、いかに噂や風評に流される人が多いかということです。根拠不明のデタラメな話でも、テレビでやっていたから、ネットニュースで見たから、友達が言っていたからという理由だけで、簡単に信じ込む人がいます。
こういう人が多いと、支配する側や管理する側は楽です。都合の良い情報を流しておけば、それをすぐに信じてくれるので、簡単にコントロール出来ます。
古代から権力側は、勉強する庶民を恐れていました。あれこれ知識を得る人間が増えると、簡単に騙せなくなるからです。矛盾に気付いたり、制度の改悪に反対されるからです。
庶民には出来るだけ頭を使わせないように、考える隙を与えないように、アメとムチを使って上手にコントロールしてきたという歴史があるのです。
現代でも同じです。コロナでよく分かったのは、自分で調べて自分で考えないと、損するということです。給付金や支給金もたくさんありますが、自ら調べないと知らないものが多いです。
国産ワクチンを今作っているので、それが出来るまで待った方が良いと思い込んでいるのは、自分の頭で考えない人が大半です。
客観的に見れば、打てる時にさっさと打つのが最善策です。国産ワクチンが承認されるのを待つ間にコロナに感染したら、ワクチンの副作用より苦しむのは目に見えています。
もちろん、アレルギーや副反応が怖いというのは分かりますが、そういう人の為に、アストラゼネカのワクチンが承認され、40歳以上の人に対しての接種が始まりました。ファイザーやモデルナ製のワクチンに入っているPEGが入っていないので、PEGアレルギーのある人でも打てます。
こういうことは、調べたらすぐに分かることですが、自分の頭で考える習慣のない人は、面倒くさがってやりません。ずっとスマホばっかり触っているのに、肝心な情報には辿り着いていないのです。
もう一度、言います。あなたの身を守るのは、あなた自身です。噂や風評に騙されるのではなく、自ら調べ、考え、行動に移しましょう。それがコロナを乗り切る為に必要なことです。