女性起業の成功例、集客と売上アップの方法を教えるビジネスコンサルタント笹野健

左利き。北海道から沖縄、上海、タイ、ドイツ、イギリスなど国内外問わず、14年間で4,500名以上の相談に乗り、アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を突破。女性向けコンサルタントとしては「顧客実績日本一」の笹野健によるブログです。

「好きなことを仕事に」しなくても人は生きていける

言いたいことは、以前に書いたこの記事とほぼ同じですが。

blog.kensasano.tokyo

こんな記事が出たので、改めて書いておこうかなと。

www.businessinsider.jp

好きなことを仕事にしている人は、全体の「1%」です。その他大勢の99%の人は、好きでもない仕事をして生きています。これが現実です。

 

だからといって、99%の人全員が不幸かというとそうでもないし、毎日幸せそうに生きたり、普通に生活しています。これまた現実なのです。

 

「特にやりたいことがない」とか「やりたいことって無いといけないんですか?」という若者の主張は、ものすごく真っ当だと思います。まだ20年そこそこしか生きていないのに、その時点でやりたいことや好きなことが確立している人の方が少数派であり、恥ずかしいことでも悪いことでもありません。

 

出世したいという欲が薄かったり、別に成功者になりたい訳でもないという主張も分かります。自分の上司やマスコミに吊し上げられている格好悪い大人を見ていると、わざわざそんな地位に上り詰めたいとは思わないでしょう。それなら自分のペースで自由にのんびり生きた方がはるかにマシです。

 

好きなことを仕事にしなくても、人は充分に生きていけます。新卒で入った会社で50歳まで我慢して勤めて、そこから自分のやりたいことを始めても良いのです。

 

もちろん会社に入らなくても構いません。それぞれが好きなように生きて、本人がそれに納得していたら、それがその人にとっての幸せだと思います。

 

「好きなことを仕事にしなくちゃいけない」と思い込んでいる人は、他人の価値観に支配されています。そんなものはどこかの誰かが勝手に言っていることであり、法律で決まっている訳でもありません。自分の頭で考えるのが苦手な人ほど、こういう「迷信」を信じてしまう傾向にあります。

 

そんなことは気にせずに、自分のやりたいようにやりましょう。但し、責任は自分で取りましょう。と自然に言えるのが、大人の社会だと思います。

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