「職場に気の合う人がいないです」と、30代の会社員の方に相談されました。別に良いんじゃないですか?と答えました。
会社は「友達作りの場」ではありません。お金を稼ぐために、たまたま同じタイミングでそこにいる人たちの集まりです。そこに気が合う人がいる確率は、統計的に見ても相当低いです。だから悩まないことです。
気が合わなくても仕事は出来ます。むしろ、その方が違う意見が聞けて良いものが出来るかもしれません。自分とは違う価値観をたくさん知れる良い機会だと思えば、こんなに最適な場所はないのです。
どうしても気の合う人が欲しいなら「この人だけは!」と思う人に歩み寄ることです。趣味や思考回路をインプットして、あなたも真似てみましょう。そうすると仲良くなれるかもしれません。
社内では、立場が上になればなるほど孤独になります。社長なんて、話し相手すらいません。
つまり、仕事が出来るようになれななるほど、周りとは話が合わなくなり、気の合う人は職場にはいなくなるということです。
もしかすると、あなたはこのパターンかもしれません。周囲の人物より、レベルが「突出」しているのです。それなら気の合う人がいないのも納得できます。
私も二社に勤めた経験がありますが、そこまで気の合う人というのはいませんでした。二社目の先輩とは今でもLINEで繋がっていて、数年に一度くらいは会う仲ですが、その人だけです。それで不便に思ったことは一度もありません。
どうしても気の合う人がいないと仕事が出来ないのであれば、転職するしかありません。転職先で気の合う人がいるかどうかは分かりませんが、今いる場所でいないのであれば、外に出るしかありません。
あれこれ対処法を書きましたが、どれか一つは試してみてください。全て試してみてダメなら、それはもう「あなた自身」に問題があるということです。それはそれでまた別の話なので、違う対処法を一緒に考えましょう。