起業初期の悩みは大きく分けると「費用」と「集客」に集約されます。
・いくら必要なんだろう?
・どうやってお客様を集めよう?
こう思い悩んでいる人が大半です。
お店を構えるという場合は仕方ありませんが、そうでない場合は、現代ではほぼ「0円」」で起業できます。使える無料ツールが山のようにある、とても幸せな時代です。
いくらかかるかを計算する前に「いかにお金をかけずにやれるか」を考えましょう。その方が頭も使うようになるので、結果的にうまくいくことが多いです。
集客に関しては、どうやって一人目のお客様を捕まえるかに全勢力を注ぎましょう。いるとしたら、どこにいるのか。その人にはどんな悩みがあって、どんなことをしてもらいたいと思っているのか。そこを徹底的に考え抜くことです。
仮に売れたとしたら、その相手をとことん満足させてあげましょう。なんと言っても「記念すべき第一号のお客様」です。サービスし過ぎくらいでちょうどいいです。
満足度が高ければ、その人がまた買ってくれたり、他の人に紹介してくれたりします。こうしてリピートと紹介が発生するのです。基本的にはこの「積み重ね」だと思ってください。
私が起業した2009年当時は、今よりもお金がかかる時代でした。会社員時代の貯金があったので、事務所も借りたし、ホームページにもお金を使いました。随分と無駄使いしたなと思います。
2022年では全くお金を使っていません。サイトはこのブログだけで、基本的にオンラインで仕事をしているので、家から一歩も出ることなく、受注から振込確認から個別コンサルまで、スマホとパソコンだけでやっています。本当に幸せな時代だなと痛感します。
今や起業するのに費用はかかりません。起業のハードルはぐっと下がったということです。但し、人口が減ってきて、価値観が多様化し、商品やサービスの質が向上し、一方で料金が下がってきたので、競争は以前より激しくなっています。だから集客に悩む人が多いのです。
そこを対象にしている限り、私の仕事は無くなりません。我ながら「先見の明」があったなと感心します。起業というのは、何をやるか決めた時点で、実は売れるか売れないかが決まっています。
費用や集客に悩むより、そこを悩むことの方がはるかに大事なのですが、そんなことは誰も教えてくれません。だから私がこうして教えているのです。その結果がこれです。
そこを真剣に考えると、費用や集客の悩みはいとも簡単に解決します。世の中、そんなもんです。
【まとめ】
・起業初期には費用と集客に悩む人が多い
・どちらも大事だが、もっと大事なことがある
・何をやるかが最も大事だが、それは誰も教えてくれない
・そこを真剣に考えると、費用や集客の悩みは解決する