「自分では分からないので客観的な意見やアドバイスが欲しいです」という理由で、個別コンサルを受けに来る人はとても多いです。その気持、よく分かります。
【執筆者:笹野健】
(女性専門のブログ集客コンサルタント。2009年に起業して以来、13年間で3,900名以上の女性の相談に乗り、アドバイスしたお客様の売上総額は「1億円」を突破。詳しいプロフィールはこちら。)
自分のことは、実は自分が一番よく分かっていません。分かったつもりでも、本質は捉え切れていません。だから他人に見てもらった方が、的確な見方ができる場合が多いのです。
売れないと悩んでいる人は、主観的にしか考えていません。主観というのは「主人の観点」です。これを言い換えると「売り手の都合」です。私が日頃から言葉の勉強の為に使っている大学入試用のこの本には、主観の説明にこうありました。
■主観
対象を認識する自分の意識。または、自分だけの感覚や考え。個別的で特殊なもの。
つまり、主観というのは、あなただけが良いと思っているものであり、周りはそうは思っていないということです。自分は自信を持って売っているけど、周りは欲しいなとは思わない。だから売れない。というシンプルな理屈です。
私は相談を受けた際、常に客観的にしか見ません。自分がどう思うとか、そういう主観を一切排除して「世間一般的にはこういう風に見えてますよ」という意見を淡々と言います。お客様はそこに対して、お金を払っているのです。
主観でしか考えていない人が、客観的に物事を見れるようになるには、少し時間がかかります。気の長い人ならそれでも構いませんが、そうではない人なら、他人に聞くのが手っ取り早いです。
大丈夫。あなたは決して一人ぼっちではありません。周りにいくらでも頼れば良いのです。そうすることで状況が「好転」したら、こんなに良いことはありません。
【まとめ】
・自分のことは自分が一番分かっていない
・他人に見てもらったほうが的確な見方が出来る場合が多い
・主観だけでなく「客観」が大事
・周りをどんどん頼ろう