愚痴という言葉を辞書で調べてみると「(今となっては)言っても仕方がないことを、言っては嘆くこと」と書いてありました。簡潔で分かりやすいなと思いました。
【執筆者:笹野健】
(女性専門のブログ集客コンサルタント。2009年に起業して以来、13年間で3,900名以上の女性の相談に乗り、アドバイスしたお客様の売上総額は「1億円」を突破。詳しいプロフィールはこちら。)
言っても仕方がないことは、言っても仕方がありません。もう終わったことなので、どうしようもないのです。結果を変えることも出来ないし、過去に戻ることも出来ません。すっぱり忘れてしまうか、同じようなことにならないように、これから気をつければ良いのです。
が、世の中には常に愚痴ばっかり言っている人がいます。まるで愚痴がその人の「ガソリン」かの如く、口を開けば常に愚痴を言っています。
家族の愚痴、友人の愚痴、職場の同僚の愚痴、タレントの愚痴、政治家の愚痴というように、キリがありません。次から次へと出てきます。
周りはうんざりします。そんな話ばかり聞かされると、気分が滅入ります。徐々に距離を取るようになり、次第に疎遠になります。そうすると、離れていった人の愚痴を、また他人に言います。
こういうことを年がら年中やっている人が、あなたの周りにも、一人くらいはいるでしょう。もしかすると、あなた自身がそうかもしれません。
ここまで書けば分かると思いますが、愚痴ばっかり言っていると、運気はもちろん下がります。自ら下げているようなものです。人が離れていくので、いざという時に誰にも助けてもらえません。典型的な運の悪い人の「末路」です。
あなたは愚痴を言う為に生まれてきたのではありません。楽しむ為、自分がやりたいことをやる為に生まれてきたのです。愚痴ばっかり言っていると、そっちにエネルギーを取られ、肝心のやりたいことをやるパワーが残っていません。これが最大の痛手です。
愚痴を言いたい気持ちは分かります。分かりますが、それをグッとこらえて、もっと楽しいことを見つけたり考える癖をつけましょう。いくら腹が立つことがあったとしても、それ以上に楽しいことがあれば、何とも思わなくなります。
大丈夫。その「習慣」が、まだあなたには無いだけです。今、何歳であろうが、習慣は変えれます。楽しい人生に変えることだって可能です。そう思えるようになることが、運気を上げる第一歩です。