「集客につながるスタッフブログの書き方とネタの見つけ方」について、美容院の方に相談されました。コツは「お客様に聞かれたことを、そのまま書くこと」です。
スタッフブログをやっているお店は多いですが、そのうちの99%が「自己満足のブログ」です。文章力のない若手スタッフが、大して変化の無い日常を、毎日同じような文章で綴っているだけで、面白くも何ともありません。
読んでいるのは店のスタッフくらいで、お客様はほとんど読んでいません。読み物として、単純につまらないからです。貴重な時間を、退屈な文章に費やしてくれるほど、甘くはないのです。という「現実」を、まずは受け止めましょう。
新商品の情報や時事ネタに関して書くよりも、店頭で実際にお客様から質問されたことをそのまま書いた方が、よっぽど読まれます。
質問してきたということは、興味があるということです。人は、興味のあるものにしか反応しません。ということは、興味のあることを書けば、読んでもらえる確率が上がるということです。
あなたがこの記事を読んでいるのは「集客につながるスタッフブログの書き方とネタの見つけ方」について興味があるからです。その結果として、ポチッとしてしまい、本文をここまで読み進めました。同じことを、そのままやれば良いのです。
美容院であれば、シャンプーの選び方や洗い方、ワックスを選ぶ基準、白髪染めの頻度等、聞かれることが山のようにあります。それに対して「Q&A方式」で一つずつ丁寧に回答していけば、お客様としては興味のある読み物になります。
自分が聞いたことに対して真摯に対応してくれたら、人は嬉しくなります。全く知らない他店よりも、そのお店にまた行こうと思います。こういう人間心理を把握することが大事なのです。
スタッフブログをやっているお店は、同業者がやっていることを真似する傾向が強く、ITの知識に乏しく、ツールの使い方が極端に下手です。
それが完全にバレているので、ホットペッパーにガンガン営業をかけられて、月に何十万円も広告費に取られているのです。
ブログに書く内容を変えると、広告費がいらなくなります。それを店内の装飾品やディスプレイに使えば、お店の雰囲気もガラッと変わるでしょう。
もちろん、お客様に還元したり、スタッフの手当や福利厚生に使うのも良いと思います。いずれにしても、今とはお金の使い方が変わるということです。
その他大勢の同業他社から一歩抜け出すためには、同業他社がやらないことをやるべきです。その一つの方法が、スタッフブログの書き方を大きく変えるということです。良かったら一度試してみてください。
【まとめ】
・スタッフブログをやっているお店の99%が自己満足ブログ
・それでは集客にはつながらない
・お客様に質問されたことをそのまま書くと、読まれる確率が上がる
・それが結果的に集客にもつながり、広告費も減らせる