「マツコの知らない世界」でチャーハン特集をやっていたので、酔っぱらいながら見ていた。そこで紹介されていたのが新御茶ノ水駅にある萬龍というお店。他にも「嵐にしやがれ」にも出ているとのこと。
【執筆者:笹野健】
(女性専門のブログ集客コンサルタント。2009年に起業して以来、13年間で3,900名以上の女性の相談に乗り、アドバイスしたお客様の売上総額は「1億円」を突破。詳しいプロフィールはこちら。)
放送の内容はあまり覚えていないが、iPhoneのメモには「肉玉チャーハン」とある。これは行かねば、と思い、平日の13時過ぎに訪問することに。
新御茶ノ水駅徒歩10秒と書いていたが、本当だった。駅を出て左手すぐ。4人ほど並んでいる。並ぶのはとてつもなく嫌いだが、店内を覗くと片付けが済んでいないだけなので、これなら早いかと思い最後尾へ。案の定5分程で店内に入れた。
観察していると、客の7割ほどが「肉玉チャーハン」を頼んでいる。カウンターに座り、店内のテレビで高校野球を見ていたらあっという間に出てきた。
ビジュアル、完璧。これは食欲をそそられる。スープが付いているのは想定内だが、まさかの焼売2個付き。嬉しい誤算。
左利きなので、レンゲは左。お皿の左手に添えられている焼売をまずは何とかせねば、崩落の危機にある。ということで、まずは焼売から。何も付けずに頬ぼったが、そのままで充分に美味しい。
お次はチャーハンの「頂点」に君臨する豚バラ肉を。これとご飯部分を一緒に食べる。豚バラ肉のタレが絶妙。ご飯に染みている部分が泣かせる。
続いてふわふわの卵部分に突入。これはちと難しいので、お箸も使う。レンゲとお箸の二刀流。まるで大谷翔平みたいだ。
この卵、見た目以上の実力。そこまで柔らかそうに見えないが、食べてみるとふわっふわ。これも良い意味で裏切られた。
「うわぁ〜好きだなぁ〜この感じ」と思いながら、あっという間に完食。ボリューム的に男向けかと思いきや、女性客も多い。
このクオリティで900円は安い。安すぎる。餃子やニラレバも気になるし、近くにあったら通ってしまうに違いない。
幸せな気分で桜を見つつ、靖国通りを神保町方面に歩くのであった。