華やかな経歴や実績を誇りたがる人が多いですが、そんなもので勝負できるのは、全体の「1%だけ」だということを、よく覚えておきましょう。
いくら華やかな経歴をプロフィールに書いても「それより上の人」が世の中にはゴロゴロいます。
東京大学に現役で入ったという経歴は凄いですが、主席で入った人には負けます。東大を卒業して官僚になったとしても、外資系に進んだ人とは給料が何倍も違ってきます。
経歴で勝負すると、東大に現役合格して官僚になった人ですら、勝てない人の方が多いということです。
実績はもっと差が出ます。高校野球で甲子園に出ても、プロに進んだ人には負けます。プロに進んでも、誰の目にも明らかな実績を出している人には負けます。
日本のプロ野球でいくら活躍しても、アメリカのメジャーリーガーとは給料が比べものになりません。実績で比較すると、日本の一線級のプロでも勝てないということです。
それにも関わらず、経歴や実績をプロフィールに書き、それで「凄いでしょ?」と訴えかける人があまりにも多いのです。
あなたが思っている以上に、あなたの経歴も実績も凄くありません。客観的に見たら「中の下レベル」です。そんな人は世の中にありふれています。
私のプロフィールには、敢えて「挫折だらけの経歴」と書いています。いかに凄くないかをアピールしているのです。そうした方が共感を得やすく、お客様からしても話しやすいからです。
経歴や実績をアピールしてマウンティング合戦に参加する人は99%です。競争が激しいので、なかなか勝てません。
経歴や実績をアピールせず、マウンティング合戦に参加しようとしない人は全体の1%以下です。こちらは競争が激しくないので勝ちやすいです。
大した経歴も実績も無い人が勝つには、こうした「戦略」が必要です。その戦略を考えることが、私が最も得意とするところです。
【まとめ】
・世の中にはレベルの高い人がゴロゴロいる
・経歴や実績で勝てる人なんて滅多にいない
・それなのにマウンティング合戦に参加している人が多い
・いかに競争せずに勝つかをもっと考えよう