ありのままの事実をお伝えしておくと、日本人の半分以上は偏差値49以下です。このことを頭に入れて商売をすると、よく儲かります。大企業というのは、この層をメインターゲットにした結果、大企業になったのです。
【執筆者:笹野健】
(女性専門のブログ集客コンサルタント。2009年に起業して以来、14年間で4,000名以上の女性の相談に乗り、アドバイスしたお客様の売上総額は「1億円」を突破。2,600文字超えの詳しいプロフィールはこちら。)
テレビ番組は、基本的にこの層に見てもらえるように作られています。情報番組やゴールデンタイムの番組のほとんどは、同じような内容です。ゴシップ、芸能、グルメ、占い、クイズ、ゲーム、温泉旅、100均、プチプラといった、いかにもこの層が喜びそうなことばかり放送しています。
ディズニーランドやUSJには、この層がわんさか押し寄せます。テンションを上げるだけ上げさせておいて、いかに高額なグッズを買ってもらい、リピートしてもらえるか。写真を撮ってSNSで拡散してもらえるか。そこに全神経を集中させています。
ユニクロは値下げする際、必ず金額を表示するようにしています。20%OFFと書かれても、偏差値の低い人間には一体いくらか分かりません。だから赤文字で「1,290円」と書いてあるのです。これなら計算しなくても分かるからです。
というように、偏差値の高いごく一部の人間が、偏差値の低いその他大勢の人間から、いかにお金を吸い上げるかということが、至るところで行われているということです。
タレントの有吉弘行さんが「売れるとは、バカに見つかること」とよく言っていますが、これは本質を突いた言葉だと思います。
私は以前からずっと公言していますが、読解力のない頭の悪い人に向けてブログを書いています。もちろん、この層を意識しているからであり、そんな人が読んでも分かりやすいブログなら、他の人は全員読みやすいからです。
大事なのは、偏差値の低い人をバカにすることではなく「尊重して活かせ」ということです。そういう発想に切り替わると、あなたの商売はもっと上手くいくはずです。