SEO対策をバッチリして、上位に表示されているサイトや記事を見ていてよく思うのが「人間味を全く感じない」ということです。
どれもこれも同じような機械的な構成で、まるでロボットが書いたような不自然な日本語が繰り返し使用されています。これを読んで「へぇ〜」と思う人はいるでしょうが「仕事を頼もう」という人はいないと思います。
どれだけ世の中が進化しても、結局は人が人に向けて売っているのであり、人が人から買っています。間にインターネットやGoogleを挟んではいますが、買うかどうするかは人が決めています。
ネット社会になって、どうすればGoogleに評価されるかばかり気にする人が増えました。あれこれ情報を漁り、その通りにやれば、確かにGoogleには評価されるようになったかもしれませんが、その人が他人から評価されるようになったでしょうか?
今はGoogleから評価されいるかもしれませんが、その評価基準はある日突然にGoogleの都合で変わります。昨日までは1位にあったサイトが翌日には100位以下というのは、ネット上ではよくある話です。
そうなった時、元に戻すのには大変な労力がかかります。試行錯誤しても、数ヶ月や数年かかることもあります。もしかすると、二度と上位表示されないかもしれません。Googleの評価にばかり頼っていると、こうなる可能性があるのです。
人間に評価されていれば、順位は関係ありません。検索したキーワードのうち何位に出てこようとも、人が見て「面白い!」とか「この人なら一度会ってみたい」と思われるなら、Googleに依存する必要もないのです。
日々、ブログの相談に乗っていて思うのが、Googleのことばかり過剰に気にし過ぎな人が多いということです。そこを一旦離れて、読んでくれた人がどう思うのかを考えた方が、長い目で見た場合、有益なことが多いですよ、とお伝えしています。