これまでに、個別コンサルで何十回、何百回と言われた言葉です。
女性は、自分のことを客観的に見るのがとても苦手です。何をやるにしても、とにかく「自分本位」です。人がどう思おうが、自分がやりたいから、やる。売れるかどうか分からないけど、自分が売りたいから、売る。そういう人が、本当に多いです。
それは「特性」なので仕方ありません。大事なのは、それで突っ走って、失敗しないことです。せっかくやるなら、成功した方が楽しいし、お金も入ってきます。
どんな仕事でも商売でも、お客様が「欲しい・買いたい」と思わないと成り立ちません。つまり、あなたの意思には関係なく「他人がどう思うか」です。それが商売の「基本のキ」です。
そこを理解せずに始めて、売れないと悩んでいる人が、たくさん相談に来ます。話を聞いてみると「独りよがりな考え方だな」と思うことがよくあります。
主観と客観という言葉があります。主観というのは、主人の観点です。つまり、あなたの観点です。客観というのは、お客様の観点です。お金を払うのは、お客様です。払うかどうするかの「選択肢」を持っているのもお客様です。ということは、主観ではなく客観がないと、モノは売れないということになります。
率直に言って、ここまで理解できている人が、全体の「1%」以下です。つまり、起業した人の「99%」は、ここが理解できていません。だから売れないのです。
逆の言い方をすると、ここさえ理解できれば、後は楽です。その時点で全体の上位1%に入っているからです。
売れるようになった人 も、当初は理解できていませんでした。個別コンサルで分かるように説明すると、理解できるようになりました。その結果、売れるようになりました。
あなたの売ろうとしている商品やサービスも、主観だけでなく、客観的に見て判断することが重要です。それが無いまま独りよがりに突き進んでも、良いようにはなりません。