「怪しくて胡散臭いオンラインサロンから逃げてきました」と言うアラサー女子が、個別コンサルを受けに来てくれました。
率直な感想を言うと「オンラインサロンってまだあるんだ」ということです。あれだけ色んな問題や騒動があったのに、入会する人がいるのが不思議で仕方ありません。ある意味、宗教と似ている気もします。
オンラインサロンの実態について聞くと、話が止まりませんでした。
- 主宰者は金儲けしか考えていない
- 重要なことは何一つ教えてくれない
- 内容は自己啓発書の寄せ集めみたいなことばかり
- 無料で仕事を手伝わされる
- 会員を増やすための勧誘をさせられる
- 脱会するのにハードルが高い
こんなことを立て続けに話されたのですが、やはり宗教とやっていることは同じだなと思いました。
もちろん「良心的」なオンラインサロンも、世の中にはあると思います。そういうところに入れば、得るものも大きいかもしれません。が、多くのオンラインサロンはそうではありません。
そもそも、まともな人は、オンラインサロンには入りません。これは主宰者の金集めの手段であり、教祖様を養う為の「お布施」に過ぎず、自分が得るものは何も無いということを、すぐに察知できるからです。
その判断が出来ない人が、軽い気持ちで入ってしまうのでしょう。そういうところまで、宗教とそっくりです。
一時は隆盛を誇ったオンラインサロンですが、ここ数年は衰退気味です。ホリエモンも西野亮廣さんもオリラジのあっちゃんも、会員数を大きく減らしています。イケダハヤトさんに至っては、ネット上でその「酷さ」を、元会員に暴露される始末です。
「まだ東京で消耗しているの?」という著書のあるイケダさんですが、2023年は「まだオンラインサロンとかやってるの?」と言われそうですね。