もう何年も前の話ですが、大阪のインフルエンサーにセミナーを満席にしてもらったエピソードを書きます。
自宅で作文教室をしている方が個別コンサルを受ける為に大阪まで呼んでくれて、その方が紹介してくれたのがサロンをやっているインフルエンサーでした。大勢の女性に支持され、一言かければ、たくさんの人が集まるような凄い方です。
そのインフルエンサーが、東京まで来て、まずは私の個別コンサルを受けてくれました。その後すぐに成果が出て、そのことをブログに書いてくれたり、周りに口コミしてくれました。
それでまた大阪まで呼んでくれて、そのインフルエンサーのサロンでセミナーをやることになり「一瞬で満席」になりました。翌日に用意していた個別コンサルの日程もすぐに埋まったので、急遽、日程を追加したほどです。
この間、私がやったことは、淡々とブログを書き、目の前のお客様の仕事が上手くいくように、個別コンサルでアドバイスしただけです。あとは、呼ばれた日程に現地まで行っただけです。宣伝も集客も一切やっていません。それでもセミナーは「満席」になり、個別コンサルは「全日程完売」しました。
こういう影響力のある人に認められると、話が早いです。こちらが頼まなくても、どんどん口コミしてくれるので、営業活動を自らする必要がありません。売ろうとしなくても、自然と売れていきます。
ここ数年、SNS上のインフルエンサーに感化され、自分も同じようにインフルエンサーになりたいと思う人が増えていますが、考え方が間違っています。インフルエンサーというのは、なるものではなく、とことん「利用」するものです。
そうすれば、あなた自身は何一つ頑張ることもなく、下手に批判されたり炎上することもなく、最も得することが出来ます。これが真の意味での「インフルエンサー・マーケティング」です。