女性起業家向けビジネスコンサルタント笹野健の公式ブログ

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失敗の多い人は好かれやすい

日本人は、成功している人よりも、失敗している人の方が好きです。成功している人には嫉妬の感情が芽生えやすいのと、自分もよく失敗しているので、同じように失敗している人を見て「自分だけじゃないんだ」と安心するからです。

 

世の中、成功だけしている人はいません。どれほどの成功者でも、見えないところでは失敗だらけです。それを「言うか、言わないか」だけの違いです。

 

ほとんどの人は成功したことしか言おうとしません。失敗は恥ずかしいものと思い、必死に隠そうとします。見栄を張り、格好つけようとします。

 

失敗を包み隠さず堂々と言える人は、強い人です。「また失敗しちゃいました」と笑いながら言える姿に、人は惹かれます。

 

自分も本当はそう言ってみたいのですが、これがなかなか出来ません。プライドが邪魔します。だからこそ、失敗したとはっきり言える人は魅力的に映るのです。

 

それと世の中のほとんどの人が失敗だらけなので、共感を生みやすいというのもあります。数でいうと「99対1」です。より多くの人に好かれようと思えば、成功例より失敗例を言っておいた方が得策です。

 

落語家の春風亭昇太さんが高座で「人は、自分よりちょっと下のレベルの人が好き」だと言っていました。これは人間の心理をよくついているなと思います。

 

成功例を自慢げに話している人には、憎いとか悔しいという感情を抱きやすいですが、失敗例を笑いに変えて話している人は「かわいいな」と思われます。人気商売であればあるほど、この傾向は強く、人気のある芸人さんは皆、この法則を心得ています。

 

失敗した話を正直に書くと、人の共感を得やすいです。世の中には、他人の失敗した話を「知りたくて知りたくてたまらない人」がうようよいるからです。

・ダイエットに失敗した話

・仕事で失敗した話

・恋愛で失敗した話

ブログには「人が読みたいもの」を書くと、アクセスが跳ね上がるという法則があります。そういう意味でも、失敗した話を書くというのは、意味のあることなのです。

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