「自分では良い商品だと思っているんですけど、なかなか売れないんです」という人は多いですが、そういう人に限って、宣伝やPRの方法が悪いと思い込み、SNS集客に力を入れようとします。が、そもそも「大した商品ではない」という事実に気づかない限り、いつまでも売れるようにはなりません。
自分に自信がある人ほど、この傾向が強いです。あるいは、視野が狭く、自分の信じているものは絶対だと強く思い込んでいるような人にも、ありがちなパターンです。
商品に魅力がある場合、宣伝やPRをうまくやれば、売れる可能性が広がったり、確率が上がります。商品に魅力が無ければ、いくら宣伝やPRをやろうとも売れません。その商品を「欲しい」と思う人がいなければ、どれだけアピールしようが無意味だということです。
私の個別コンサルでは、SNSやブログについて話すのはごく短時間です。それよりも、いかに「売れる要素のある商品」を作るかに時間を割いています。そこをクリアしない限り、どれだけSNSやブログを頑張っても意味がないということを、経験上知っているからです。
それを徹底しているので、起業初心者でも、商売のド素人でも、売れるようになる人が続出しています。全ては、商売に対する「大前提」の考え方の違いと言えます。
商売というのは、相手のあることです。どれだけあなた自身が良い商品だと思っていても、相手がそう思わないと売れません。シンプルで単純な理屈ですが、ここを理解できていない人があまりにも多いのです。