「ブログがうまく書けないんです」とか「いまいち文章に自信がなくて・・・」と相談されることが多いのですが、そういう人のブログを見てみると、そもそもの日本語がおかしい場合がほとんどです。
こういう人は、小学生レベルの国語、つまり「日本語の基礎」が出来ていません。だから読解力が低く、話を聞いても理解できず、自分が言いたいことも伝わらないのです。それを解消するためには、基礎からやり直すことです。
本屋さんに行くと、小学生向けの参考書や問題集のコーナーがあります。そこで「小学6年生の国語or読解力」を手に取り、パラパラとめくってみて、このくらいなら出来そうだなというものを選んでください。
中学受験の過去問題集もおすすめです。中学受験というのは、小学校6年分で学んだことを中心に出題されるので、そこがクリアできたら、小学生レベルは理解できたということです。
もっとお手軽なのがyoutubeです。検索窓に「国語 小学生」や「国語 偏差値30」というようなキーワードを入れてみましょう。塾や予備校の先生が、分かりやすく解説してくれる動画がたくさん見つかります。
- 小6レベルの国語問題集
- 中学受験の過去問題集
- youtubeを使った解説動画
これらを三ヶ月くらいやり込めば、どんな人でも「国語力」は飛躍的にアップします。不自然な日本語が減り、ボキャブラリは増え、きれいな文章が書けるようになります。
また「中学受験は社会の鏡」と言われるように、難関中学と言われるようなトップ校の過去問をやっておくと、時事ネタや社会情勢に強くなり、知識が格段に増えたり、興味の幅も広がるので、ニュースを見る際にも役立ちます。
- なぜ物価が上がっているのか?
- 今後、伸びそうな分野とは?
- 日本はこれからどうなっていくのか?
こんなことが分かるようになり、少し前まで「頭が悪いキャラ」だったのに、いつの間にか「物知りキャラ」とか「頭が切れるキャラ」に変貌することも可能です。
小学生向けの教材は、大人が作っています。しかも、優秀な大人です。それを利用するのが子供だけというのはもったいないです。大人もどんどん使いましょう。勉強が苦手だという「固定観念」で敬遠するのは、あまりにも惜しいですよ。