「平均セッション時間を調べてみたところ、30秒以下でした。どうすればもっと伸びますか?」と、やや専門的な質問を個別コンサルでされました。
簡単です。一記事あたりを「短く、分かりやすく」して、何記事もついつい読んでしまうようにすれば良いのです。私はこれを徹底しているので、平均セッション時間が「8分27秒」もあります。
知らない人の為に説明しておくと、平均セッション時間というのは「そのサイトに訪れた人が、どのくらいの時間、そのサイトに滞在したか」を表す指標です。これが長ければ長いほどじっくり読まれているということであり、仕事にも結びつきやすくなります。
一般的な目安としては「1分30秒」くらいと言われています。そこを基準にして、対策を考えてみましょう。
今の時代、一番読まれにくいのは、パッと見で「長い。読むの無理。面倒くさい」と思われる記事です。一生懸命に書いたにも関わらず、スキマ時間でササッと読みたいという読み手の都合に合わせていないので、スルーされます。こういうブログ、とても多いです。
ブログというのは、あくまで「読んでもらってなんぼ」なので、その為には、読み手の都合に合わせないといけません。タイトルや本文はもちろんですが、長さにも配慮しましょう。「読み手の時間を奪わない」というスタンスで書いていけば、そんなに長くならないはずです。
私のブログは「800文字」前後の記事がほとんどです。これなら「1〜2分」で読めるので、スキマ時間にサクッと読めます。もっと読みたい人は、関連記事を辿りますが、10記事読んでも「10〜20分」です。このくらいなら、忙しい現代人でも捻出できます。
一つの記事で全てを言い切るのではなく、細切れにして「一記事一ネタ」を徹底しましょう。短く、分かりやすく書いていくと、タイトルも具体的になり、検索もされやすくなります。こういうことを意識しているかどうかで、滞在時間に違いが出てくるのです。