「ブログ集客の本に"見出しが重要”と書かれていたのですが、本当ですか?あるキーワードで検索したら、笹野さんのブログが一番上に出てきました。笹野さんのブログは、他の方と違って見出しが一切ないですけど、それでも上位に表示されてるってことは、実はいらないんですかね?」とブログ歴4年の方から質問されました。
見出しの重要性を語っている人が多いのは知っています。そういう構成にした方が、Googleからの評価が高まる「らしい」という根拠の無い噂が、ひとり歩きしている気がします。
- 記事タイトルで惹きつける
- 見出しで全体の説明をする
- 本文を読んでもらう
そういう「想定」でブログを書いている人が多いですが、その通りにいくことは、基本的にありません。
何か情報を求めて検索する際、出てきた記事の見出しを全て見ることはありません。ズラッと小見出しが並んでいても、目的の部分だけをクリックします。知りたいことにたどり着くまでに時間のかかる、ダラダラと長い記事を読みたいのではなく、単刀直入に答えだけ知りたいと思うのが「読み手の心理」です。
私のブログは、Googleを意識していません。読む「人」を意識しています。Googleに評価されるよりも、読んでくれた人に「おもしろかった」とか「その発想はなかった」と言われる方が嬉しいです。
全体の9割以上の記事では、タイトルと冒頭三行で「結論」を言っています。結論というのは、読み手が知りたい「答え」です。何かしらのキーワードで検索して、その答えが知りたい人に対して、できるだけ早い段階で、それを教えてあげる方が親切だなと思います。
対面で喋る際、回りくどい言い方をして、なかなか答えや結論を言わない人がいます。そういう人は嫌われがちです。女性には特に不評です。見出しを付けて、なかなか結論にたどり着かないブログは、これと同じことをやっているということです。
見出しをつけるよりも、記事タイトルに力を入れましょう。結論や答えは、早めに言っておきましょう。そういうブログの方がよっぽど読まれますよ。