令和の時代に生き残るフリーランスは、次の3つのタイプです。
- 抜群に優秀な人
- 独自のポジションを築いている人
- 変な人
まず、抜群に優秀な人ですが、これは分かりやすいと思います。人は誰しも、優秀な人に仕事を頼みたいものです。「あの人に任せておけば間違いない」と思われれば、仕事に困りません。抜群に優秀な人ほど、納期をきっちり守り、お金にうるさくなく、コミュニケーション能力も高いです。だからこそ、仕事が殺到するのです。
次に、独自のポジションを築いている人ですが、一定の支持者がいるので、これまた仕事に困りません。「みんなはこう言っているけど、あの人ならどんな意見を持っているだろう?」と思われたら、勝ちです。その他大勢がやらなさそうなことをやる勇気さえあれば、ポジションを築くことは可能です。
最後に、変な人ですが、こういうタイプも人気があります。人は、変な人が好きです。自分はまともだと思っている人が大半なので、変な人に興味があるからです。変な人の凄いところは、本人は「変な人だと思っていない」ことです。自覚はありませんが、周りからはそう認識されているので「隠れ人気」があるということです。
個人事業主やフリーランスの10年後生存率は「10%以下」と言われています。10人いたら、1人しか生き残れないということです。厳しい現実ですが、そこから目を背けたら、前には進めません。
消えていった9人は、真面目でやる気のある人がほとんどです。が、売れませんでした。なぜかというと、抜群に優秀な訳でもなく、独自のポジションを築けず、平凡な人だと思われていたからです。
生き残りたいなら、まずは「業界研究」から始めましょう。あなたの仕事の分野にはどんな人がいて、どんなことをやっていて、どんな情報発信をしているのかを、とことん研究し尽くすのです。
その真似をしても勝てません。「真逆」の立ち位置を取ると、ライバルが激減するので、楽に勝てるようになります。気付いたら、独自のポジションを獲得し、仕事のスキルも上がっています。業界内では「変わった人」だと思われます。
ちなみに私は、起業して15年が経過し、もうすぐ16年目に入ります。業界と世間の動向をつぶさにチェックし、常に「逆張り」してきた結果です。