久々にお会いしたお客様に「相変わらず細いですね」と言われることがよくあります。初対面で遠慮のない人には「細っ!」とちょっとキレ気味に言われたりもします。
「何かやっているのですか?」と聞かれますが、何もやっていません。生まれつき太りにくい体質なのと、太らない習慣を持っているからだと思います。そのせいか、体脂肪率は常に「10%」を切っています。習慣といえば、以下のようなことです。
- 朝食はホットの紅茶、フルーツ(バナナorいちご)、ヨーグルト、チョコ
- パンはたまに食べる程度
- 昼食は麺類が中心
- 夕食は白米、味噌汁、豆腐orキャベツ、魚がメイン
- 肉は鶏が多く、たまに豚。牛は滅多に食べない
- 和食がメインで、揚げ物や洋食は月に一回程度で充分
- 味噌汁と野菜から食べ始める
- 19時以降は食べない
- 食べ終えたらすぐに歯を磨く
- 間食はしない
- 甘いものは好きだが、朝しか食べない
- お腹いっぱいになるまで食べない
- 家では水、紅茶、緑茶しか飲まない
- コンビニやファストフードのものは食べない
- お菓子を食べるのは月に一度程度
- お酒を飲むのは週1〜2回
- ビール、ワイン、日本酒がメイン
- スーパーではかごを持たず、手で持ち運べる量しか買わない
- 移動は基本的に徒歩&電車
- 駅では階段を利用する
- 階段は「一段飛ばし」で軽快に
- ひと駅〜2kmくらいなら余裕で歩く
- 出かけたら「1万歩」くらいは平気
- 家では気が向いたらスクワットをやる
- 睡眠時間は8時間以上
- 入浴後のストレッチを欠かさない
こんな感じなんです、と説明すると「そんなストイックな生活、絶対に無理です」と悲鳴を上げられることがほとんどです。
私は別に無理してやっている訳ではありません。41年間生きてきた中で、自然と習慣として身についたことを淡々とやっているだけです。食の好みも、意識しているのではなく、好きなものがたまたま太りにくいものだったというだけです。
こういうことを意識してやる方が、よっぽどキツいでしょう。全部やれと言われたら、それこそ「出家」するくらいの覚悟がいると思います。だから人に勧めようとは思いません。
ダイエットの方法は色々とありますが、片っ端から試して、その全てに失敗している人を観察していると、自分の体の特徴に気付いていなんだろうなと思います。そのダイエット方法で痩せたのは、たまたまその人の体質に合っていただけであり、他人が真似したところで同じような結果が得れる訳ではありません。
自分には自分に適した方法があり、それを考えることが、成功への第一歩です。が、太っている人というのは、そもそも「考える」ということ自体が苦手で、同じことをコツコツと継続するということはもっと苦手です。
仕事もダイエットも同じです。
- 自分の特性や向き・不向きについてじっくり考える
- あれこれ試してみる
- 良い方法が見つかったら、それを愚直に実行し続ける
こういうことが出来たら、どんな業界であろうが、どんな職業であろうが「一定レベル」は余裕で超えます。太ることもありません。見た目もスマートな状態で保たれ、年齢よりも若く見られます。
それが出来ない人が多いので、いつまでもダイエット本は出版され続け、ダイエットグッズがあれこれ出て、チョコザップが流行ったりするのです。