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夫や家族に起業を反対された時の対処法

「起業したいんですけど、夫に反対されてます」とか「起業することに対して、家族の猛反対にあっています」と相談をされることが多いです。そりゃ、反対されて当然だろうなと思います。

 

よくあるのが、旦那さんが会社員として長年同じ会社に勤めていたり、公務員だったりするパターンです。そんな「THE・保守タイプ」の人に起業の相談をしても、OKが出るはずがありません。

 

家族に相談する場合も同じです。サラリーマン家系であれば、「起業=道を外れた人がやること」という固定観念が未だにあります。そんな人に相談をして、すんなりと「やってみれば」と言ってもらえる可能性は、限りなくゼロに近いでしょう。

 

起業の相談をするなら、起業の経験がある人で、かつ成功している人にするべきです。起業経験の無い人、起業経験はあるけどうまくいかなかった人に相談すると、99%の確率で「やめておいた方がいい」と言われます。その時点で「相談相手」を間違っているのです。

 

旦那さんや家族からすると、いまいち「本気度」が見えないという場合もあります。あなたが本気で取り組んでいたり、がむしゃらに勉強している姿を見せ続ければ、そのうち「一度やってみたら?」と言われるかもしれません。

 

あるいは「期限を決める」という手もあります。「今年中に何とかカタチにしてみる」とか「3年以内にこれだけの売上を達成出来なければ潔く諦める」とか、明言しておけば、あなたの本気度を示せます。

 

旦那さんや家族にとって一番の心配は「お金」です。あなたが起業することによって、家計に影響することを心配しているのです。それに対しても、出来る限り細かく予算を明示して「ここまでは使うけど、それ以上は一切手を付けない」と言っておけば、余計な心配はされません。

 

それだけやってもダメなら、もはや「パートナー」として不適合かもしれません。起業そのものより、夫婦関係を見直すべきです。

 

ちなみに私の場合は、特に誰にも相談しませんでした。親も自営業なので、自分もそうなるんだろなと小さい頃から思っていました。30歳までに起業するつもりでしたが、少し早まって27歳で起業しました。

 

「社会見学」のつもりで会社員をやってみたのですが、やはり向いていませんでした。何をやりたいとか、夢や目標もありませんでした。適当にフラフラ遊んでいたら、運良く仕事の依頼が来たので、それに応えていると、気付いたら15年も経っていた。というのが「リアルな話」です。世の中、そんなもんですよ。

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