「この人、怪しいな」と思われるコンサルタントの特徴は、料金を明示していないことです。これでは相談する側は怖くて頼めません。メニューが無くて、全て「時価」のお寿司屋さんみたいなものです。
怪しい人ほど「無料相談」とか「無料セミナー」とか「無料説明会」を頻繁に開催しています。そこに人を集めておいて、契約するまで粘ったり、脅したり、しつこく付きまとったりします。
私が直接聞いたことのあるのは「いくらなら出せますか?」と聞かれたというケースです。これは、コンサルタントのやることではありません。押し売りの業者や悪徳営業マンの吐くセリフです。
セミナーにサクラを雇い、ごく一部の一般参加者を「洗脳」するという手法もよく使われます。「教祖」であるコンサルタントが前に立ち、その発言に大げさにリアクションしたり、拍手したりして「この人は凄い人なんだ」と錯覚させます。最終的には大勢で取り囲み、契約するまで帰してくれません。新興宗教団体がよくやる手口です。
あなたがコンサルタントを選ぶ際は、料金がきちんと明示されているかどうかを、きちんと確認しましょう。どこを見ても書いてない場合は、高額な料金を請求されたり、しつこく付きまとわれる可能性が高いです。
「やましいこと」が無いなら、きちんと書けるはずです。堂々と書けないのは、それなりの「理由」があるということです。そういう目で見てみると「候補」はかなり絞れるはずです。
有名だからとか、アメブロのランキング上位だからとか、本を出しているからというだけで選ぶと、痛い目に遭います。そういう人が月に何人も相談に来ますが、もういいかげん、やめてほしいです。
ちなみに「笹野さんは料金がきちんと書かれてあったので、安心して申し込めました」という人は、その何倍も来ます。参考までにお伝えしておきます。