「田舎でも儲かるスモールビジネスのアイデアはありますか?」と岡山県からお越しのお客様に質問されました。「もちろん、ありますよ」と答えました。
ここに載っている実例の大半が「スモールビジネス」であり、約半数が「田舎や地方都市」の話です。
個人として、都会の繁華街でビジネスを始めるのは大変です。そういう場所は家賃や保証金が高く、信用の少ないフリーランスや個人事業主にいきなりは貸してくれません。レンタルオフィスやレンタルサロンという手もありますが、安定的な売上がなければ続けていけません。
田舎や地方都市であれば、固定費は安く済むので、そういう意味ではやりやすいと思います。人口は少ないですが、その地域にまだ無いビジネスで、うまく需要を掴み取れば、チャンスはあります。
この方とビジネスモデルを練っていく上で「議題」に挙がったポイントは、以下の点です。
- 岡山の田舎にはまだ無いビジネスであること
- 一定の需要があること
- スキルや経験が活かせること
- 県や自治体の補助金が使えそうなこと
- オンラインでもできること
こんな風にして「叩き台」を作り、あれこれ話しながら決めていくのが、私の個別コンサルのスタイルです。二時間はあっという間で、関係のない話をしているようで、気付いたらビジネスモデルが出来上がっている、という寸法です。
日本のほとんどは田舎であり地方です。「そんな地域では稼げないんじゃないか?」とか「どうせ人が来ないだろう」と嘆く前に、成功例を調べてみたり、実際に儲かってそうな人やお店があれば、ぜひ足を運んでみてください。きっとあなたのビジネスの「ヒント」になりそうなことが見つかるはずです。