「笹野さんのブログには"大人になっても勉強した方が良い"とよく書いていますが、どういう経緯でそう思うようになったのですか?」と札幌出身の色白美人に個別コンサルで質問されました。理由はたった一つです。勉強し続けていないと「怖い」のです。
個人事業主やフリーランスには「後ろ盾」が無いので、誰も守ってくれません。怪我をしたり病気になれば、すぐに収入が下がります。不祥事でも起こそうもんなら、一生食いっぱぐれる可能性もあります。常に「綱渡り」みたいなものです。
そんな状況で唯一頼れるのが「自分の脳みそと体験」です。だから、そこに時間とお金をかけるのが、最も効率が良いと判断し、それを淡々と実行しているのです。
学生時代には「強制的」に勉強させられるので、あまり差がつきません。が、大人になってから勉強する人はごく少数なので、差がつきやすいです。こんなにも「楽に勝てる方法」は他にありません。
日本人の半分は月に1冊も本を読みません。月に7冊以上読む人は、全体の「3%」です。この3%の人間に、ほとんどの富と権力が集中するというのが、この世の法則です。
この事実を本を読んで知って以来、読書熱が加速しました。私が読書にハマったのは20歳の頃からですが、それから20年以上ずっと、月に「30〜40冊」は読んでいます。書評ブログを参考にしているお客様も多いです。
- この先、思うように稼いでいけるか不安
- 将来、きちんと生きていけるのか心配
こんな風に思っている人が大半ですが、それは勉強しないからです。普段から勉強してておくと、どこにどんな問題があって、自分にどう関係し、どのように対処すれば良いのかが分かるようになります。そうすると、不安や心配は解消されます。
それでも、不安や心配の「種」は次から次へと押し寄せてきます。その「波」をうまく乗り切るには、勉強に「没頭」することです。
分野はなんでも構いません。難しい本を読むだけが勉強だけではありません。幼児向けの絵本を作っているのは、高学歴で優秀な大人です。そこからも学ぶことは山のようにあります。
こうして勉強を「広く捉える」ようにすると、苦手意識が消えていきます。どんどん勉強して、不安や心配から逃れましょう。それが、豊かに、安定的に生きるための、唯一の方法です。