「ブログを誰に向けて書けば良いのか、よく分かりません」と個別コンサルで相談されることが多いです。既に商売を始めている人であれば、一番買ってくれる人に向けて書きましょう。これから始めるという人なら、一番買ってほしい人に向けて書きましょう。そうすると、書くネタも、書き方も「ハッキリ」します。
私が起業した当初、最初に仕事を依頼してくれたのは「洗顔石鹸をネット上で売りたいという夫婦」でした。その奥様の方が、私のブログを随分と気に入ってくれて、毎日熱心に読んでいたら「この人しかいない!」と思ったとのこと。総額で50万円くらいの受注に繋がりました。
それ以来、ずっとその奥様に向けてブログを書くようになりました。面談時の質問やアドバイス内容を記憶しておき、その「復習」として、更新していったのです。すると効果がすぐに出て、売上も上がるようになりました。
当時は前職の経験を活かして「ネット通販のコンサル」をやっていたので、同じようなことに悩んでいる人なら、興味を持つだろうと思いました。案の定、似たような人からの依頼が続きました。
これに味をしめて、同じことをやり続けました。実際に仕事を依頼してくれた人との「会話の再現」を中心に、聞かれたことに対して、どんな風に回答したのか。どういうアドバイスをして、その結果どうなったのかということを書いていきました。
私のブログの記事全てに共通しているのが「一つの記事に一つのネタ」ということです。記事を書く際は、相手を思い浮かべて書いています。まるで目の前で会話しているような気持ちになります。そうすると、書くスピードが上がり、内容も具体的になり、分かりやすく、読みやすいブログになります。
これを16年続けた結果、今ここにいます。良かったら参考にしてください。