女性起業家向け集客とセルフブランディング戦略の成功例とやり方

集客と売上アップに悩む女性起業目家・フリーランス女性専門のビジネスコンサルタント笹野健です。見たに頼らないセルフブランディングやマーケティング戦略が得意で、16年間で3,880名以上のサポートをしてきました。アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を軽く突破。集客やセルフブランディングの方法、売上アップの戦略・アイデア・成功例を豊富に書いています。

高級ブランドや宗教団体が利用している顧客心理とは?

人は感情で買うかどうかを決め、後から理屈で正当化します。ブランド品で考えると、分かりやすいと思います。

 

ふらっと入った銀座のショップで、気になるバッグを見つけたと仮定してみましょう。持ってみて鏡で確認すると、とてもかわいいです。値段は「40万円」します。どうしようかな?と考えますが、在庫が残り一点しか無いと言われ、余計に欲しくなります。他にもバッグはありますが「やっぱりこれが欲しい。えぇ〜い買っちゃえ!」と、勢いでカードを切ります。

 

帰ってきて、バッグをしげしげと見つめながら、思いっきり正当化します。

  • このバッグは私に相応しい
  • このバッグに負けないくらいの、いい女になればそれで良い
  • こんな高価なバッグを買える私は、とても素晴らしい
  • この服にもあの服にも合う
  • 他のバッグとは「格」が違う
  • カードの支払いは大変だけど、他のところで節約すれば大丈夫

こんな風に、自分にとって「都合の良い理由」が、次から次へと出てきます。

 

ブランド側は、そういう顧客心理をよく理解しています。だからこそ、高額な値段設定をしているのです。店員さんもプロです。本人の安月給では買えませんが、どんな人が買うか、どういう言葉を発したら買うか、そこはよく分かっています。「どうしようかな〜?」が出たら、9割は買うということを、経験上知っているのです。

 

世の中にある異常に高額な商品は、全てこの法則を応用しています。宗教のお布施や、怪しい情報商材、効果のよく分からない健康食品や、美容関連の商品。これらは全て、人の感性に訴えかけ、正当化する理屈を用意しています

 

こういう仕組みが分かれば、高額な商品が売れるようになります。悪用してはいけませんが、ビジネスとして活用する分には、有効な方法と言えます。

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