「ブログでブランディングに力を入れたいです」と横浜市内で自宅サロンをやっているお客様から相談されました。「笹野さんのブログのように、思わず読んでしまうというか、人を惹きつけるブログにしたいんです」とも言われました。
注意点が2つあります。
- そもそも私はブランディングを全く意識していない
- 笹野と同じような文章を書ける人は極端に少ない
ここを理解しておかないといけませんよ、という話をしました。
私はブログを2008年の秋からずっと、毎日更新しています。総投稿数は「1万本」を超えていると思います。さすがに毎日書くのは不可能なので、予約投稿を使ったり、過去の記事を書き直したりして、このペースを保っています。
その「結果」として、読む人が読めば、一つの「ブランド」になっているのかもしれませんが、決してそこを目指して書いているのではありません。あくまで、お客様が読みたいことや、個別コンサルで聞かれたことに対しての「回答」をブログに書き、その表現や説明方法がたまたまウケているだけの話です。
私のブログを真似て書いている人が多いのも知っています。中には、記事のタイトルまで思いっきりパクっている人もいます。それを「パクってますよ」と教えてくれる人もいます。が、全然気にしてません。
そういう人のブログを読むと「カタチやうわべ」をパクっているだけで、本質にはまるで迫れていないからです。800文字前後という分量で、これだけのクオリティの記事を量産するのは、はっきり言って難しいです。すぐに真似れるようなものではありません。そこが私の「強み」です。
この相談者も同じです。私と同じようなブログを目指そうという時点で、方向性を間違っています。あなたにはあなたに適したやり方があります。それはブログ以外かもしれません。まずは、そこから考えるべきです。という話をすると、ものすごく深くうなずいていました。
余談ですが、私のブログの表現方法を「笹野メソッド」や「笹野節」と言ってくるお客様がたまにいます。そういう人は、どっぷり「ハマっている」人です。たいてい、個別コンサルを受けに来てくれます。