ドタキャンされた経験の一度や二度は誰しもあると思いますが、そのことを「どう捉えるか」で、テンションが変わってきます。おすすめの方法は「よし、これがきっかけで良いことが起こるぞ」と口に出してみることです。すると不思議なもので、本当にそうなります。
確かに、腹は立ちます。せっかく時間を調整し、準備万端だったのに、それを「反故」にされた訳です。怒るのは当然です。が、それをいつまでも引きずっていても何も変わりません。怒りが「増幅」するだけで、精神衛生上よろしくありません。だからさっさと切り替えることです。
こんな考え方もできます。ドタキャンする人は、あなたのことを「大事な人」だとは思っていません。ひどい人になると、後から入った用事を優先し、直前にキャンセルしてきたりします。そんな人と付き合っていても良いことは何ひとつありません。これを機会に、距離を置いたり、絶縁してみるのも良いと思います。
ドタキャンの「事情」にも色々とあります。
- 天災や事故等の止む得ない事情で交通機関が止まった
- 本人が体調不良になった
- 子供が急に熱を出した
- 家族に不幸があった
これらの事情なら仕方ありませんが、あまりにも何度も続くようなら、その人は「運の悪い人」とも言えるので、それはそれで距離を置いた方が良いです。
私は、事前に連絡があり、止む得ない事情に限り、一回までは許すことにしています。二回目になったら「はい、分かりました」と言って、その後は一切の連絡を経ちます。これを徹底すると、自分のことを大事にしてくれて、ドタキャンしない人だけが残るので、人間関係のトラブルが激減し、予定が狂うこともなくなります。
ドタキャンは相手の事情なので、こちらにはコントロールできません。だからこそ、自分自身がそれをどう捉え、いかに切り替えるかが大事なのです。その方法を知っておくと、気分的に楽になり、さっさと次に行けます。これが運を良くする秘訣です。