「女性が職に困らず自立できて、一生食べていける資格はありますか?」と、40代で人生をやり直したいという方に相談されました。人手不足が深刻で、女性で保有している人が少ない資格をいくつか紹介します。
- 水道技術管理者
- 自動車整備士
- 電気工事士
- 電気主任技術者
- 消防設備士
全て「インフラ」に関わる資格ですが、とにかく人手が足りていません。現場作業員が不足しているので、内勤の幹部社員が駆けつけたり、新規の受注を断るケースもあるそうです。
ちなみに全て「国家資格」なので、試験はそれなりに難しいです。技能の習得も必須ですが、それはどんな仕事でも同じです。
屋外での作業が多かったり、女性が極端に少ないので、一般的には敬遠されがちな仕事ばかりですが、逆に言うと、そこが「チャンス」です。インフラ関連の仕事なので需要という意味では絶対に無くならないのと、人数が少ないからこそ、重宝される可能性大です。
屋外はちょっと・・・というなら「空港保安検査員」はどうでしょうか。インバウンドが復活してきて、どこの空港も保安検査場には長蛇の列ができています。特に福岡空港はヒドイです。
リニューアル後、せっかくレーンを増設したのに、保安検査員が不足していて、たった2つのレーンしか使用できていません。私が利用した2023年2月には、列に並び始めてから検査を受けるまで、30分以上かかりました。新千歳空港もヒドイと聞きます。空港まで通いやすいところに住んでいる人なら、検討する価値があると思います。
というように、今、どこの業界に人手が不足していて、それはどんな仕事なのかを、常にアンテナを張って調べておきましょう。そうすれば、いつでも自立できて、一生食べていけます。
実態がよく分からない「○○協会」が発行する〇〇検定1級とか、あんなのものは何の役にも立たない「紙切れ」に過ぎません。そこに何十万円もかけたりするくらいなら、しっかり勉強して、確実な仕事をした方が、あなたのためです。
確実にお金を稼ぎたいという人には、売れる可能性の低い起業ではなく、こういうアドバイスをすることもあります。