「新宿まで二時間もかかりました〜」と明るい声で待ち合わせ場所に現れたのが、50代のスピリチュアル好きなお客様です。自らのことを「私、スピ系おばさんなんです〜」と、これまた明るく言うので、”そういう人”として接することにしました。
昔から、なぜかこういう人に「異常に」好かれます。霊感はまったくありませんが、見る人が見ると、どうやら「シャーマン体質」らしいです。本人の自覚はゼロですけど。
スピリチュアルにハマる人は、50代の女性が最も多く、こういう人に向けて、怪しいものを売ったり、情報発信している人も、これまた多いです。私の元に来る時点で、この方はまだ「まとも」だと思いますが、話をしている中で、少々、理解に苦しむ場面もありました。
が、せっかく二時間もかけて会いに来てくれたので、真摯に耳を傾け、どうすれば今より良い状態になるのかについて、できる限りのアドバイスをしました。
私は職業によって偏見を持ったり、拒絶するようなことはしません。法に触れていなければ、受け入れるつもりです。個別コンサルには、国家公務員から現役ソープ嬢まで来ます。これだけ幅広ければ、キャパも自然と広がるのです。