「社会人経験がほとんど無いのですが、起業するのに支障がありますか?」と、事務職を数年だけやっていたという人から質問されました。最低限のマナーさえ分かっていれば、大丈夫です。気にすることはありません。
社会人としての最低限のマナーとは、以下のようなものです。
- 挨拶をする
- 連絡はこまめにする
- 時間を守る
- 約束を守る(口約束ほど特に)
- 間違いがあれば謝って訂正する
これだけ出来れば充分です。これすら出来ていない社会人が「8割」以上なので、逆に言うと、これだけのことをやっておけば、上位2割には入れるということです。
社会人経験の長さよりも、人としてのマナーや感じの良さ、かわいげの有無やキャラクターといった要素の方が、起業には大事です。過去の経験を振りかざす人よりも、思わず応援したくなるような初心者の方が売れたりすることは、よくあります。
勤めていた会社の仕事の延長で起業するならまだ分かりますが、そうではないなら、気にすることもありません。社会的なマナーとして最低限のことだけやっておきましょう。本当にそれだけで充分です。