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私が肉体労働から頭脳労働に切り替えたきっかけ

私は「就職率97%」という大学に通っていたのですが、就活に失敗し、コネで潜り込んだのがイベント運営会社でした。

 

クライアント、広告代理店(電通・博報堂)、制作会社に振り回され、朝の早くから深夜まで働き詰め。家に帰れず、事務所の床にビニールシートを敷いて寝たこともあります。今でいう「超ブラック」な職場でした。

 

イベントの仕事は完全に肉体労働で、長時間拘束されます。重いものを運ぶことも、炎天下で仕事をすることも、極寒の中で働くこともあります。午前中の11時に現場に入り、お昼ご飯にありつけたのが「夜の21時」とか、ザラにありました。

 

当時22歳の私は早々に気付きました。「これは一生やる仕事ではない」と。ここにいては、いつか潰れてしまう。早々に抜け出さないと。そう思い、そこから猛烈に勉強し始めたのを、昨日のことのように思い出します。

 

クライアント企業は全て一部上場企業です。イベント当日、気ままにふらっと来て、様子だけ見て帰ります。広告代理店の人間は、クライアントには腰が低いですが、制作会社や運営会社には冷たいです。あまりにも露骨すぎて、笑ってしまうほどです。

 

制作会社の人は、優しい人が多かったです。連携を密に取る必要があるので、自然とコミュニケーションが発生する為、話をする機会も多かったです。

 

運営会社は立場としては一番下です。が、働いている時間は最も長く、仕事の内容もキツいです。「あれ?これっておかしくない?」と思ったのは、業界に入って一ヶ月も経たないうちでした。

 

結論としては、以下のようなことでした。

・収入と労働時間には関係がない

・肉体労働よりも頭脳労働の方が稼げる

・個人の資質よりも、肩書や立場が物を言う

・スーツを着てる人間は偉い

 

結局、イベント運営会社は一年ほどで辞めました。その後、ネット通販の会社に転職し、27歳でコンサルタントして独立したのですが、職種が変わるごとに、肉体労働が減り、頭脳労働が増えていきました。今や完全に「0:100」です。

 

私は昔から勉強するのが好きで、テストの成績も良かったです。学年一位を取ったことが何度もあり、志望校にもストレートに合格しました。そんな人間が、向いてない肉体労働をやって、続くはずがありません。体力勝負よりも「頭を使ってなんぼ」の人間だからです。

 

人は、自分に適した場所で、向いていることに没頭している時、最も輝きを放ちます。そのことをリアルに体験できたことは、私にとって幸運でした。少し遠回りしましたが、これで良かったのです。

 

あなたにも、あなたが向いている分野がきっとあります。それを見つけること自体が、あなたの人生の使命とも言えます。見つけた人から順に幸せになっていくので、一刻も早く、見つける為の行動を起こすことをおすすめします。

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