「今までは仕事が継続的にあったのですが、コロナ禍をきっかけに徐々に減り、最近ではめっきり暇になりました」と千葉県の行徳市で自宅サロンをやっているという方に相談されました。考えられるのは、以下のようなことです。
- 過去の顧客リストを整理する
- 連絡できそうな人にはしてみる
- 近隣で人気のありそうな自宅サロンを調べてみる
- それが無ければ他業種の人気店を調べてみる
- 自分のサロンに活かせそうな部分を徹底的に真似る
- ブログやSNSの見直しと改善
- 施術方法の見直しとスキルアップ
- サロン内の写真を撮り直す
- メニュー表や料金を見直してみる
- お客様の声を追加する・・・etc
このように、やれることは「山のように」あります。が、この人は、何一つやっていませんでした。これが、仕事がなくなった原因です。
コロナは関係ありません。お客様は「今までの付き合い」で通っていただけで、本音では満足していません。コロナがあろうとなかろうと、いずれ離れて行ったと思います。そのことに気付かないと、何もしないまま、時間だけが過ぎていきます。
私にも同じように、仕事がなくて暇な時期がありました。あれを「暗黒期」と呼ぶのでしょうか。7ヶ月間、一件も依頼が無かったこともあります。正直、焦りました。その時にやったのが、列挙したようなことです。
時間だけは膨大にあったので、とことんやってやろうと思い、本気で取り組みました。過去のお客様とのメールでのやり取りは全て保存してあるので、それを見直したり、ブログを修正したりしました。そういう地道な作業をコツコツやっていると、徐々に売上が回復しました。
今でも時間があれば、過去のお客様とのやり取りを見直しています。あんな時にこんな話をしたなとか、鮮明に思い出すこともあります。そういう人達との出会いがあったからこそ、今もこうして仕事を続けていられるんだなと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになります。
どんな状況に陥ろうとも「ふて腐れたら」そこで終わりです。決してふて腐れることなく、やれることをやっていれば、なんとか道は開けてきます。と、思い込んでやるのが、暗黒期の正しい過ごし方ではないでしょうか。知らんけど。