女性起業家向けビジネスコンサルタント笹野健の公式ブログ

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起業したけど仕事がない理由は3つだけ

「起業したものの、仕事がないんです」と、嘆くように相談に来る人がとても多いです。そういう人には、以下の3つに当てはまってないか、チェックしてもらいます。 

  1. 認知度が低すぎる
  2. 需要の無いものを売ろうとしている
  3. 商品やサービスの質に対して値段が高すぎる

ほぼ全員が、このどれかに該当します。中には3つ全部、当てはまるという人もけっこういます。これが「現実」です。順番に見ていきましょう。

 

どれだけ良い商品やサービスを用意しても、知られてない限り、売れることはありません。もし知っていたら買ってくれるかもしれない人に、まだ「届いていない」のです。そういう場合は、認知度を上げる工夫をしないといけません。

 

需要の無いものを売ろうとしても売れません。誰も欲しくないのに、自分が売りたいからという理由だけで、無理に売ろうとしている人はとても多いです。お金を払うのはお客様です。ということは、お客様が欲しい物を用意しないと、売れるようにはならないということです。

 

いくら素晴らしい商品やサービスでも、買う側にとって「高いな」と思われたら売れません。ヴィトンのアクセサリーで100万円なら納得してお金を払う人はいますが、どこの誰かも分からないおばさんが作った雑貨に、そこまで価値を感じる人はいません。

 

上にも書きましたが、お金を払うのはお客様です。そちらの「感覚」に合わせないと、いつまで経っても売れるようにはなりません。

 

実際にあった例です。「自分の腰痛がこれで治った!」と、海外の健康法を高額な値段で売ろうとしている人が相談に来ました。少し話を聞いただけで「これは無理だろうな」と思いました。

 

そもそも、その健康法が世の中に知られていません。その人がたまたま治っただけで、万人に当てはまるものでもありません。しかも高額です。見事に売れない理由の3つに該当します。こういう場合は、素直に言うようにしています。今のままでは無理ですよ、と。

 

起業に挑戦するのは素敵なことです。実際にやってみないと、売れるかどうかは分かりません。が、これは無理だなと思ったら、さっさと撤退したり、方向転換することが大事です。その為には「現実を直視」することが何より肝心です。人生というのは、それが出来た瞬間から、好転するのです。

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