16年間で2,000名の女性起業家を成功に導いた集客と売上アップの戦略・アイデア・実例集

集客と売上アップに悩むフリーランス女性・女性起業家専門のビジネスコンサルタント笹野健です。16年間で2,000名以上のサポートをしてきました。アドバイスしたお客様のコンサル後の売上総額は「1億円」を軽く突破。集客と売上アップの戦略、アイデア、実例や成功例を豊富に書いています。

起業初期に事務所を借りるメリットは3、デメリットは7

私が起業した2009年当時は、「レンタル会議室」や「シェアオフィス」が豊富にはありませんでした。人と会う機会の多い仕事なので、事務所があった方が良いかなと思い、ワンルームを借りたのですが、今となっては「メリットが3、デメリットが7」かなと思います。

 

27歳で自分の事務所を持てたことは「自慢」にはなりました。そんなことをしている同級生は誰もおらず、完全に調子に乗っていました。高台にあるマンションの最上階の角部屋で、景色が抜群に良かったです。

 

当時はたくさんいた友達がしょっちゅう遊びに来ては「凄いなぁ〜」と褒めてくれます。精神衛生上は良かったです。が、本当にそれだけでした。

 

まだ仕事が一件もない状態で借りたのですが、初期費用も月々の家賃や光熱費もかかります。当時のホームページには住所を記載していたので、それを見た業者が訪問営業に来たりして、対応が面倒でした。

 

高台の坂の上にあるので、行くこと自体が億劫になりました。自転車で家から通っていましたが、徐々に「今日は行かなくても良いんじゃないか」とか「別に、家でも出来るんじゃないか」と思うことが増えました。

 

それでも家賃は払い続けないといけません。会社員時代に「数百万円」あった貯金は、どんどん減っていきました。2年ほど経った段階で、事務所を借りることを辞めるという決断をしました。意外とすっきりした気持ちでした。

 

業種にもよりますが、2024年の今なら、事務所を借りる必要はありません。レンタル会議室もシェアオフィスも日本全国どこにでもあります。普段は自宅で仕事をして、人と会う時にだけ、そういう場所を借りれば充分です。

 

そういうスタイルに変えてから10年以上経ちますが、それで困ったことは一度もありません。急に人が訪問してくることもなく、時間や場所もお客様と相談した上で決めるので、ストレスもありません。費用も少なくて済みます。

 

そういう意味では、今は恵まれた時代です。起業するコストが、極端に安くなっています。会社員として働きながら副業をするとか、週末だけやってみるとか、選択肢も豊富にあります。起業したいという人が増えるのも納得です。

→笹野健はどういう人物なのか?

→個別コンサルの料金と詳細