人間の成長率は「複利」です。早いうちからコツコツ積み重ねれば積み重ねるほど「元本」が増えて、結果的に大きく成長するということです。
頑張った人と頑張らなかった人の差は年々広がり、老人になった時には両者の差は100倍にも1,000倍にもなります。高齢者の資産はどの年代よりも差が大きいですが、これが原因です。
20代で歯を食いしばり必死に頑張った人は30代で花が開きます。成功者のインタビューをいくつも読んでいると、そういう人の20代は「悲惨」なものが多いことに気付きます。
20代は順調だったのに、30代に入った途端につまづき、そこで苦労する人も多いです。そういう人は必死に耐え忍ぶと40代で「再浮上」できます。
同じように、40代で頑張れば、50代が楽になるようになっています。つまり、早いうちからそのことに気付き、早めに対処しておいた方が良いよ、ということです。
私の20代は楽しかったですが「紆余曲折」があり過ぎました。大学生、ニート、フリーター、正社員、起業の全てを経験しました。その時の経験が30代で生きました。
30代は人生で一番勉強しました。尋常じゃない量の本を読み漁り、それを知恵に転換したのです。40代になっても同じように勉強し続けています。早くも50代に向けて「準備」する為です。
そんな面倒なことはしたくないという人の方が圧倒的に多いです。そういう人の未来は、日々の生活に苦労する高齢者の姿を見れば分かります。それが嫌なら、今すぐ始めましょう。早いに越したことはありません。