「セルフブランディングに力を入れているのに売れません」とか「SNSマーケティングについて熱心に勉強したんですけど、いまいち成果が上がらないのは何故ですか?」と相談をされることが多いです。そういう人の共通点は「売っている商品自体が良くない」ということです。
要するに「問題を履き違えている」のです。売れないのは、売っているものが良くなかったり、需要のないことが原因です。その段階で、いくらブランディングに力を入れようが、SNSを熱心に更新しようが、いつまでも売れるようにはなりません。
先日も、海外のよく分からない運動法を売りたいという方が個別コンサルに来ました。全く聞いたことのない名称だったので、その場でGoogle検索すると、サジェストで「〇〇(その運動法)怪しい」と一番初めに出てきました。その時点で「アウト」です。ネット上でそういう風に思われているものを、ネットで売ることは出来ません。
この方も、熱心にセルフブランディング講座に通ったり、SNSマーケティングの本を何冊も読んでいました。エネルギーがあるのは良いことですが、その「方向性」が間違っています。だから、いつまでも売れないのです。
他にも、明らかに「供給過剰」な商品やサービスは、いくら頑張っても売れません。今から「整理収納アドバイザー」や「イメージコンサルタント」の資格を取っても、もう遅いです。そんなに需要がない商売であり、既に「供給過剰」の業界です。そこを目指している時点で、商売のセンスが無いということです。
個別コンサルに来たことがきっかけで、商売を変えることになったり、起業自体を諦めた人はいっぱいいます。実を言うと、そういう人で不幸になった人はいません。今までより幸せになった人ばかりです。
成果の出ないことを延々と頑張るより、自分に向いていることにエネルギーを集中した方が、何倍も報われやすくなり、自由な時間もお金も圧倒的に増えます。
セルフブランディングやSNSマーケティングを熱心に勉強することが、果たしてあなたの幸せに「直結」しているのか。今一度、考え直してみましょう。