フリーランスとして、儲かってる人と儲かってない人の差は、とても明確です。頭を使っているかどうか。本当にこれだけです。
頭が良いとか悪いとか、学歴があるとかないとか、そういう話ではありません。自分が稼いでいくのに、どの分野なら勝つことができて、その為に何をしなければならないか。そこを考えているかどうか、という話です。
この本が、とても参考になると思います。
著者のTAJIRI選手は、マイナー団体を経てメキシコに渡り、最終的には世界最大手の団体まで登り詰めます。体が大きい訳でも、語学が達者な訳でもありません。ひたすら頭をフル回転させ「いかに自分を売るか」ということを、とことん考え続けたのです。
自己主張するよりも、求められている役割や役目を、きっちりと果たそうとします。それが「プロ」だからです。この部分に、私は大いに共感しました。
売れないフリーランスは、そもそも何も考えていません。会社勤めが合わないとか、言い訳ばっかりしていますが。単に能力が無いだけで、それがバレるのを嫌がり、必死に隠そうとしているだけです。
独立したと言いながら、仕事は一件もありません。相手の求めることではなく、自分のやりたいことばかり、やろうとするからです。それでは仕事は来ません。
あなたはきっと、売れないフリーランスだと思います。これをきっかけに、心を入れ替えましょう。
・自分はどの分野なら勝てるのか
・その為には何をやるべきか
まずはこの二つで充分です。たっぷりと時間をかけて、考え尽くしてみてください。それをやるだけで、少なくともフリーランスの「上位10%」には入れます。
最後に言っておきます。フリーランスは、売れないよりは売れた方が、圧倒的に楽しいです。それだけは間違いありません。