「美容や健康、占いやスピリチュアル関連の記事を各媒体に寄せていますが、仕事の量が今ひとつ増えず伸び悩んでいます」と、フリーランスのライターの方から相談されました。
この方は、自著が6冊もあったり、私も読んだことのある、有名な先生の本のゴーストライターをやっているくらい、凄いライターです。それでも現状に満足することなく、今よりもっと上に行こうという意欲があり、相談に来られました。その時点で、もう大丈夫です。
話をじっくり聞いてみると「サプリ、薬膳、漢方」に造詣が深いようです。調べてみたところ、その分野のライターはまだ手薄なので、そこで勝負をかけてみたらどうですか?とアドバイスしました。
美容や健康、占いやスピリチュアルは書き手としての競合が多過ぎます。サプリ、薬膳、漢方はまだ空いてます。その一方で注目度は上がっています。ということは、今がチャンスです。
ライターというのは、自分の得意分野があります。また、名乗ったもの勝ちです。「サプリ・薬膳・漢方専門ライター」と名乗ってしまえば、その瞬間から、そういう肩書きになるのです。後は仕事が来るか来ないかです。
この方の後日談があります。コンサルを受けてしばらくしてから、メールが届きました。
→コロナ禍でもブログ経由で思った以上にお仕事を頂けるようになりました
やはり、目の付けどころが良かったのか、思うような結果になりました。自分の肩書を変えるのは勇気がいるかもしれませんが、何でも「やってみないと分からない」ということです。